採用サイト

今は便利な世の中になり、engageをはじめ無料で自社の採用サイトも作成できるようになりましたが、安易に採用サイトを作成してしまうと応募が激減してしまうリスクがあります。こういったリスクを避けるために絶対やっていはいけないことは自社採用サイトを複数作成することです。

これから自社採用サイトを利用しようとしている方や、現在利用していてうまく応募が集まらないという方におすすめの内容です。

自社採用サイトとは?

今回自社採用サイトに該当するものは、独自ドメインで運用されるものです。Web制作会社に発注して作成したものはほとんど該当すると思われます。最近では無料で自社採用サイトを作成できるものもあり、以下のものも該当します。

・engage
エン・ジャパンさんが提供するツールです。おそらく一番利用している方が多いのではないでしょうか。

・ジョブオプLite
リクルートグループが提供する無料採用支援ツール。タウンワークオウンドパックとしてタウンワークの掲載とIndeedの有料広告セットで販売されることもあり、こちらもよく見ます。

・Jobギア
アイデムさんが提供するツールです。中途社員採用メディアパックというセットで販売があるようです。

・採用係長
ネットオンさんが提供するツールで、こちらも無料のトライアル利用ができます。

上記以外にもあるかとは思います。弊社も上記のような自社採用サイト作成ツールを提供していますが、運用面に重きを置いているため、既存のサイトの運用改善支援もお受けしています。

「これだけあればたくさん求人ができるじゃないか!どんどん作るぞー!」という方、ちょっと待ってください。

なぜ、複数利用してはいけないのか?

自社採用サイトは複数利用せずに、一つだけ利用するのが正しい運用です。そもそも自社の採用サイトを作成する目的から考える必要があります。

自社採用サイトを利用する目的は、Indeedなどの求人検索サイトと連携させることにあります。特にIndeedは月間2,000万人以上が利用する絶対に抑えておきたい検索サイトです。
※求人検索サイトは色々ありますが、利用者数が一番多いため以降はIndeedとしています。

自社採用サイトとしてIndeedに認識してもらうためには、1社につき1サイト(1ドメイン)でないと自社採用サイトに認識されない場合が多いです。

つまり、複数の自社採用サイトで求人を掲載してしまうとIndeedにも無料掲載されなくなる場合があります。一度ダブって掲載すると無料掲載が復活しない可能性もあります。(有料掲載であれば申し込んで掲載されるとは思いますが、私の知る事例では運よく無料掲載が復活したのでそこまで試していません)

Indeedが重要なわけ

先ほど述べたとおり、Indeedは月間2,000万人以上が利用する求人検索サイトで利用者数が多いという点があります。他にも、求職者の動きの変化があります。

【以前】
求人を探すときにはリクナビNEXT、マイナビ転職やエン転職などの大手求人サイトに会員登録して各企業へ応募。どの媒体に掲載するかが重要でした。

【現在】
グーグル検索で求人を検索。その際、Indeedが上位表示されることが多く、Indeedを経由しての応募が増加。どの媒体に掲載するかではなく、Indeedに掲載されるかが重要です。

もちろん、エンジニア系だとdodaが、アルバイトやパートだとタウンワークやバイトル、医療系はマイナビ看護やメドレージョブが表示されやすいなど、職種によって差はあります。

自身が求人を探して応募しようとした場合を想定してみてください。効率よく求人を探そうと思ったら、各求人サイトを一つずつ探しますか?

私でしたらIndeedにいろいろなサイトの求人が載っているて、サイト巡りする必要がないのでまずはIndeedから求人を探します。

実際、Indeedの影響は大きいようで大手求人媒体や業種特化型求人サイトもIndeedの有料掲載を利用して自社サイトへ集めています。

中小企業にはIndeedが必須

大手企業やノウハウのある企業であればSEO対策等によりコーポレートサイトやSNSと連携して自社採用サイトの効果を得られるかもしれません。

しかし、中小企業にとってはIndeedと連携しているから求人が閲覧されるわけであって、Indeedに掲載されていない状態では一番最初に採用サイトの求人が見られることはほとんどありません。

多くの場合、求人広告サイトに掲載した求人など別の求人を見る→どんな会社か会社名で調べる→採用サイトにたどり着くという流れになると思われます。

また、複数の自社サイトを作成しているわけでなくIndeedに掲載される体裁になっていないため、無料掲載されていない自社採用サイトもよく見受けられます。この場合も上記のように機会損失が大きいので、一度サイトの構成の見直しをすることをおすすめします。

最近ではSNSでの採用や社員の紹介によるリファラル採用、Youtubeを利用した採用を取り入れて成功している企業もありますが、多くの中小企業にとってはまだしばらくはIndeedを経由した採用が続くと思われます。

少なくとも現時点ではIndeed対策をすることで多くの業界では採用が改善されているので実行する価値はあります。

最後に

SEO対策で採用サイトの上位表示を狙いに行くのが難しい企業はいかにIndeedに表示させるかで応募状況が大きく変わってきます。

今回はIndeedへの掲載が重要だというテーマで進みましたが、掲載するだけでなく求人原稿の作成方法にも注意が必要です。Indeedに掲載されることを想定した最適な求人原稿の書き方、またIndeedに限らず、求人原稿を作成するときに応募を集めやすい求人原稿の書き方や、応募後の対応など採用を成功させるための道のりがまだまだ続きます。

採用サイトを作るだけではその時は効果が出ることもありますがしばらくすると効果が出なくなることもよくあります。実は継続して効果を上げるためには、自社採用サイトの運用面が重要になってきます。

本業をやりながら、これらをゼロから自社で築き上げるのは大変かと思います。そのような方のためにオンラインでの採用支援も対応しております。お気軽にご相談ください。

また、応募を集めやすい求人原稿の書き方全般について約15分でお伝えしているパワーポイントの資料(音声付)を配布しておりますので、ご希望の方は下のフォームより資料をご請求ください!

何度も取り直し、明るい雰囲気で話したつもりなんですが、、、入門用として作成していますので、これから求人原稿を作成しようとしている方はぜひ参考にしてください!

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